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正月とは

正月とは、暦の上での1年の切れめを祝う新年の行事です。1月1日から1月3日までを「三が日」、1月7日までを「松の内」と呼び、この期間を「お正月」と言います。
正月は、年神様という新年の神様をお迎えしてお祝いするために、さまざまな正月行事や風習があります。年神様は健康をもたらし、子孫繁栄や五穀豊穣を授けてくれる神様だと言われています。
正月行事は、大晦日から元日にかけての行事に主体がありますが、ほぼ1月いっぱい続く行事です。行事の流れは、1日を中心にする大正月と、15日を中心にする小正月とに大別できますが、このほか7日の七日正月、20日の二十日正月を重視する場合もあります。

大晦日とは

大晦日(おおみそか)は、1年の最終日である12月31日を指します。
大晦日という名前は、月の満ち欠けによって月日を数える旧暦に由来しています。旧暦では、毎月の最終日を「晦日(みそか)」と言い、1年の最終日である12月の晦日は「大晦日」と呼ばれるようになりました。
大晦日は、新年へ向けた準備を終える日であり、大晦日は夜通し起きて「年神様」をお迎えする日でもありました。時代とともに大晦日の風習や慣習は変化したものの、「大掃除をすること」「年越しそばを食べること」などは、現在も残っています。
大晦日の伝統行事といえば、「除夜の鐘(じょやのかね)」です(「除夜」とは大晦日の晩のこと)。元日の午前0時をはさんで鐘を計108回打ち鳴らします。